お正月は日本酒をいただきたい。

伊勢神宮に奉納されている樽の数々を見て、そう思いました。

寒いときにいただくのは、ちょっと優しいお酒がいい。食事と対峙するようなお酒ではなくて、食事を溶け合うような、そんなお酒。だから、日本酒。特に鍋物には最高。僕はだんぜん甘口、フルーティー派で、日本酒度でいうとマイナス思考。ここ数年のお気に入りは鈴鹿の清水清三郎商店のお酒「作」(ザク)です。ガンダム世代にはぴったり来る名前です。

しかし、普段気にせず使っているこの「日本酒」(にほんしゅ)という名前、素晴らしい。なぜ、こんな国の名前を冠した名前になったのか。一国を背負うからにはそれなりの覚悟があってのことだろう。こんなお酒が他にはないような気がする。アメリカ酒、イタリア酒、イギリ酒、フラン酒。。なんてね。

一時期、古臭いお酒というような意味を込めて、若い世代には「ポン酒」なんてイケてない名前で呼ばれていたこともあるが、最近は少なくなってきたような。伊勢志摩で行われたG20サミットあたりから、日本酒の海外の評価も上がって、輸出も増えているらしい。なんとなく、悪いイメージちょっと脱出してきているような気もします。

しかし、「ポン酒」なんていう適当な名前をよくつけたもんだと感心する。呼び方だって、ニッポン酒じゃないんです、「日本酒」(にほんしゅ)なんですよ。また、ポンが最初に来る食べ物なんて、ポン酢、ポン菓子ぐらいしか思いつかない。

でもま、景気が良い音感です。ポン!ポン!ポポン!!

では、今年も景気よく、参りましょう。


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